ユナイテッド航空は、「iOS」のカスタムアプリケーションとエンタープライズモバイル管理(EMM)ソフトウェア「VMware AirWatch」を使って、搭乗者の安全を確保しているという。どのような取り組みだろうか。
IT管理者の助けを借りられない上空4万フィートでは、信頼できる技術が鍵となる。
ユナイテッド航空のIT部門とオペレーション部門には、パイロット用のアプリケーションとデバイスを、必要なときに正しく動作させる責任がある。その任務の重要性は物理的にも比喩的にも、極めて高い。ユナイテッド航空の1日の出発便数は4500便を超える。となれば、できる限り最高のモバイル技術を採用すべきだろう。だからこそ、Apple「iOS」のカスタムアプリケーションを開発し、導入した。ユナイテッド航空で次世代航空管制システムおよびコックピット技術担当ディレクターを務めるジョン・メリット氏はそう話す。
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