無線LAN新プロトコル「WPA3」の目玉は認証簡素化、暗号強化、IoT対応最新Wi-Fiセキュリティプロトコルの進化

無線LANの最新セキュリティプロトコル「WPA3」は、簡単かつ安全なWi-Fiアクセスを実現する新機能を個人および企業に提供する。

2018年07月17日 05時00分 公開
[Peter LoshinITmedia]

関連キーワード

Wi-Fi | 無線LAN | iPad | Cisco Systems | 暗号化


 Wi-Fiアクセスのセキュリティは長年、パブリックネットワークなどの無線ネットワークやIoT(モノのインターネット)デバイスのアキレス腱となってきた。だが対策も進んでいる。Wi-Fiの利用を促進する非営利業界団体Wi-Fi Allianceは、セキュリティプロトコル「Wi-Fi Protected Access(WPA)」の最新版「WPA3」をサポートする製品の認定を開始した。

 WPA3は、無線認証(特にIoTデバイスの)を簡素化し、新機能の導入とレガシー暗号化およびセキュリティプロトコルの削除によって、セキュリティを向上させることを目的としている。

広く採用されるのは2019年か

ITmedia マーケティング新着記事

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...

news077.jpg

「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...