「マルチクラウド」はIT用語としては新しい。「パブリッククラウド」「プライベートクラウド」「エンタープライズクラウド」「ハイブリッドクラウド」などの用語は以前からあるが、どれもマルチクラウドが持つアーキテクチャを説明するものでないことは明らかだ。では、マルチクラウドという不思議な環境は厳密にどのようなもので、他のクラウドとはどう違うのだろうか。
用語から明らかなように、マルチクラウドには複数のクラウドが含まれている。これについてはハイブリッドクラウドも同様だ。だが、マルチクラウドとハイブリッドクラウドには大きな違いがある。その違いによって市場の注目はわずかにマルチクラウドの方に集まっている。
ハイブリッドクラウドは1つの独立した存在だ。プライベートクラウドと1社以上のパブリッククラウドが混在するものと定義される。SaaS(Software as a Service)、IaaS(Infrastructure as a Service)、PaaS(Platform as a Service)、その他の「as a Service」の任意の組み合わせになる。複数のクラウドの組み合わせでも、ハイブリッドクラウドは単一の存在を表す。
「マーケティングDX人材」を定義する
2022年、日本企業はDXのあるべき姿を実現するために、自社のマーケティングを大きく進化...
「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2022年6月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
採用活動とは「マーケティング」である
ここ数年でデジタルシフトが加速し、採用活動の在り方も大きく変わりつつあります。これ...