前編「『QLC』方式のNAND型フラッシュメモリはHDDの代わりになるのか?」は、1個のメモリセル(データの記憶素子)に4bitを格納する「クアッドレベルセル」(QLC)方式を採用したNAND型フラッシュメモリの用途を考えるに当たって、知っておくべき特性を紹介した。こうしたQLC方式のNAND型フラッシュメモリは、1メモリセルで4bitを保持する。1メモリセルで1〜3bitを保持する他の種類のNAND型フラッシュメモリより、データ書き込みに耐えられる回数が減少しやすい特性がある。
QLC方式のNAND型フラッシュメモリは、データの追加や更新が頻繁にあり、書き込みが多く発生する用途には向いていない。NAND型フラッシュメモリの耐久時間は、書き込み操作が少ないほど長くなる特性があるためだ。これを踏まえると、QLC方式が向いているのは読み取り操作が中心で、書き込み操作の少ない用途だと言える。実際QLC方式を製造するMicron Technologyは、書き込みが全操作の10%未満のアプリケーションを推奨している。
面白い広告は記憶に残るが、ユーモアを活用できている企業は少ない――Oracle調査
ユーモアを取り入れたブランドは支持され、ロイヤルティーが高まり、顧客は再び購入した...
マクドナルドvsバーガーキング ネット戦略がウマいのはどっち?
「ITmedia マーケティング」では、気になるマーケティングトレンドをeBookにまとめて不定...
マーケターなら知っておきたい「Googleが次に可能にすること」 Google I/O 2022で発表の新機能まとめ
「検索」「地図」「ショッピング」他、Googleが年次開発者会議「Google I/O 2022」で紹介...