仮想デスクトップインフラ(VDI)の使用リソースを減らしながら、アプリケーションのパフォーマンスを最大限に高めるために、IT担当者は「VDI最適化ツール」の導入を検討すべきだ。
ゴールデンイメージ(仮想デスクトップのテンプレート)を最適化すれば、VDIで稼働する全ての仮想デスクトップのパフォーマンス向上につながる。ただし最適化を目指し過ぎると、使用目的に合わない仮想デスクトップを生み出す恐れも多分にある。IT担当者は、VDIの導入時にVDI最適化ツールを使ってテストし、アプリケーションの機能に照らしてあらゆるトレードオフを見極めておく必要がある。
「Windows 10」などのOSは、1台のデバイスで稼働し、限られた量のリソースしか使用しないことを想定して開発されている。MicrosoftはノートPC向けに、Windows 10を省電力モードで動作させる機能を提供している。だがこれはVDIには不要なディスク動作になることが少なくない。VDIでは、IT担当者は大規模なサーバ構成で、同じOSのコピーを複数実行する。つまりVDIの管理者が操作するのは、限られた量の専用リソースではなく、大量の共有リソースになる。
VMwareやCitrix Systemsなど大半のVDIベンダーは、VDI最適化ツールを用意している。Citrix Systemsの「Citrix Optimizer」とVMwareの「VMware OS Optimization Tool」は、それぞれ自社VDI製品向けの、よく似たVDI最適化ツールだ。
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