企業のIT部門の状況は、2018年の間に大きく変わった。クライアント環境はさまざまな方面で進歩し、クラウドサービスの種類が増え、機械学習をはじめとする人工知能(AI)技術の活用が進んだ。改良された製品もあれば姿を消した製品もあり、これまで気付いていなかった課題を解決する新製品も登場した。
振り返ってみると、2018年はAI技術が躍進した1年だった。以前からあった技術だが、この1年はベンダーとユーザー企業からの注目がこれまでにないほど集まり、IT戦略にどう活用できるかという関心が高まった。
クライアント環境の分野では、IT担当者がエンドユーザー管理の問題特定やトラブルシューティングなどに、AI技術を活用できるようになった。エンドユーザーはAI技術を実装したビジネスアプリケーションを使い、日常業務で取り扱うデータの処理や分類、分析作業を改善できるようになってきている。
「的確なタイミングで必要な情報を入手できることは、従業員の意思決定の質を向上させ、会社全体のパフォーマンス向上につながる」。調査会社Lopez Researchのプリンシパルで創業者のマリベル・ロペス氏は、こう述べる。
専門家は、AI技術の将来性とITの仕事に悪影響を及ぼす可能性について議論している。AI技術の活用は、今後さらに発展するだろう。
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