クラウド時代のベンダーロックインを考える【中編】

クラウド選びで「ベンダーロックイン」が問題にならない“これだけの根拠”

クラウドサービスを選ぶとき、ユーザー企業はベンダーロックインを気にしなくなりつつあると同時に、クラウドベンダーもベンダーロックインの不安を解消するために工夫をしている。

 調査会社Forrester Researchのバイスプレジデント兼プリンシパルアナリストのデーブ・バルトレッティ氏によると、ベンダーロックインのデメリットは、製品やサービスで問題が起こったときに改善されなかったり、利用料金が上がった場合でも使い続けなければいけなかったりすることにある。ただしクラウドサービスのユーザー企業は、ベンダーロックインを気にしなくなりつつある。

 オンプレミスのデータセンターを利用しているユーザー企業は、特定のベンダーから離れることが難しかったため、クラウドサービスの利用でもベンダーロックインを恐れる傾向にあった。最近では、クラウドサービスのベンダーロックインの話題を持ち出すのはユーザー企業側ではなく「そうした不安を利用しようとする他分野のベンダーだ」と、バルトレッティ氏は指摘する。

「ベンダーロックイン」よりも重要なこと

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