2020年06月26日 05時00分 公開
特集/連載

なぜ“AWS縛り”ではなく「マルチクラウド」が選ばれるのかAWSのマルチクラウド戦略【前編】

ベンダーロックインの防止やコスト最適化などの観点から「マルチクラウド」を採用するユーザー企業は少なくない。AWSやMicrosoft、Googleといった企業は、この流れにどう戦略を立てているのか。

[George Lawton,TechTarget]

 企業ITの分野では複数のクラウドを併用する「マルチクラウド」の採用が進んでいる。Amazon Web Services(AWS)にはクラウドサービスと、ユーザー企業がオンプレミスのインフラに構築したプライベートクラウドを組み合わせる「ハイブリッドクラウド」を実現させた功績がある。ただし同社はこれまで、ハイブリッドクラウドの構成要素として、他社のクラウドサービスを含めることは想定していなかった。

 AWSにとって、マルチクラウドの普及はユーザー企業がAWSのクラウドサービスを導入しやすくする効果だけでなく、AWSの収益源であるクラウドサービスから他社のクラウドサービスにユーザー企業が簡単に流れる恐れも秘めている。本連載は前中後編にわたり、AWSのマルチクラウド戦略を掘り下げる。

 IT管理ベンダーFlexera Softwareが2019年に実施した調査(回答者数786人)によると、84%の回答企業がマルチクラウドを採用しており、平均5種類のクラウドを使用している。

マルチクラウドが選ばれる理由

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