2020年06月26日 13時30分 公開
特集/連載

コロナ禍でも買われるIT製品、後回しされるIT製品の違いは?パンデミックと投資動向【中編】

新型コロナウイルス感染症の拡大は、企業のIT製品の投資動向にどのような影響を与えるのか。調査結果から探る。

[Carol Sliwa,TechTarget]

 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大は、一部の中小企業を直撃している。ある保険会社は、サポート契約の終了が近づいているストレージをリプレースしようと計画していたが、プロジェクトの縮小を決定した。

 この保険会社は本社のデータセンターのストレージのみを入れ替え、他のデータセンターでは保守サポートをサードパーティーサポートに切り替え、既存のストレージの運用を継続する計画だ。「2020年の支出は減らすつもりだ。必要なストレージを2021年も調達できない可能性がある。非常に高額な見積もりが来ている」と同社のインフラ担当者は語る。

 調査会社のIDCは2020年4月に、新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で2020年のIT支出は前年比で約2.7%減少するという見通しを発表した。サーバとストレージへの支出は前年比3.3%減になるという。同社によれば、企業のIT投資分野として増加するのはIaaS(Infrastructure as a Service)とクラウドベンダーの設備投資だ。

パンデミックでも投資が落ち込まない“あのIT製品”

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