新型コロナがインターネットにもたらした「過去に経験がない」変化とは?新型コロナに耐えるインターネット【前編】

新型コロナウイルス感染症の流行拡大でインターネットのトラフィックが急増した。実際にインターネットに何が起きたのだろうか。ISP各社に聞いた。

2020年06月17日 05時00分 公開
[Jennifer EnglishTechTarget]

関連キーワード

ISP | 新型コロナウイルス


 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大の影響を受け、インターネットの利用が急増している。これに対してインターネットサービスプロバイダー(ISP)や通信事業者は、インターネットに接続するネットワークを増強して対処している。

 世界各地で新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、外出制限や在宅勤務の動きが広がった。これによってインターネットのトラフィック(通信量)が急増した。これまでもEpic Gamesが提供するオンラインゲーム「Fortnite」の最新版のダウンロードにアクセスが集中する、といったトラフィックの急増は幾度となく発生していた。だが今回のように「世界中でトラフィックが増えるのはこれまでに例がない」と、ISP事業を手掛けるCenturyLinkのCTO(最高技術責任者)、アンドリュー・デュガン氏は指摘する。

インターネット利用傾向の変化

ITmedia マーケティング新着記事

news171.png

2024年のGW予算は横ばい 賃上げよりも物価高と円安の影響が勝る?――インテージ調査
インテージが全国の15歳から79歳の男女を対象に実施したゴールデンウイークに関する調査...

news148.jpg

CNN幹部が語る、メディアビジネスにとってのAIのリスクと機会
生成AIがコンテンツを量産し、真偽の明らかでない情報があふれかえる中、メディアの価値...

news016.png

「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2024年4月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。