新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行拡大の影響を受け、インターネットの利用が急増している。これに対してインターネットサービスプロバイダー(ISP)や通信事業者は、インターネットに接続するネットワークを増強して対処している。
世界各地で新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために、外出制限や在宅勤務の動きが広がった。これによってインターネットのトラフィック(通信量)が急増した。これまでもEpic Gamesが提供するオンラインゲーム「Fortnite」の最新版のダウンロードにアクセスが集中する、といったトラフィックの急増は幾度となく発生していた。だが今回のように「世界中でトラフィックが増えるのはこれまでに例がない」と、ISP事業を手掛けるCenturyLinkのCTO(最高技術責任者)、アンドリュー・デュガン氏は指摘する。
ISP各社は、通信が混雑する輻輳(ふくそう)を回避するため、トラフィックの変化に応じて通信経路を動的に変える「トラフィックエンジニアリング」などの対策に関するノウハウを持っている。パケットロスや通信遅延を検出して輻輳の発生状況を把握するとともに、トラフィックが正常に処理されるように対処している。
こうしたISPの専門技術やノウハウは、新型コロナウイルス感染症が拡大する中でも、輻輳緩和に一役買っている。ただし簡単な状況ではない。
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