「Windows Insider Program」の基本【中編】
Windows 10 Insider PreviewのDev、Beta、Release Previewの違い バグ発生頻度は?
Windowsのプレビュー版「Windows 10 Insider Preview」には重大なバグが発生する可能性がある。問題を深刻化させないために、プレビュー版を利用するための3つの「チャネル」の違いを知っておくことが重要だ。
「Windows 10」のプレビュー版「Windows 10 Insider Preview」(以下、プレビュー版)を使用すると、重大なバグが発生して正常に動作しなくなる可能性がある。プレビュー版を利用できるプログラム「Windows Insider Program」に参加する際は、こうした事態に備えて2つの基本的なルールを推奨する。
併せて読みたいお薦め記事
「Windows」のトラブルシューティング
- Windows 10で「Windows Update」が失敗したらまずやることは?
- “動かないWindows 10”を「レジストリクリーニング」で解消する
- Windows 10の起動を速くする「高速スタートアップ」でありがちな3つの問題
「Windows」運用のヒント
まず日々の業務に不可欠なクライアントデバイスにプレビュー版を絶対にインストールしてはならない。インストールするのはテスト用のクライアントデバイスにすべきだ。「プレビュー版をエンドユーザーの物理デバイスまたは仮想デスクトップに配布したい」という衝動も抑える必要がある。
2つ目の基本的なルールは、プレビュー版の配布方法を定めた「Channel」(チャネル)を選択する際に、「各チャネルで起こり得る問題に対して自社の管理チームが対処可能かどうか」を検討することだ。チャネルには「Dev」チャネル、「Beta」チャネル、「Release Preview」チャネルの3つがある。以前は「Fast」「Slow」「Release Preview」の3つの「Ring」(リング)だったが、2020年6月にチャネルに変更になった。それぞれどのような違いがあるのだろうか。
Devチャネル
開発中の最新プレビュー版を最も早く利用することができる。その半面、重大なバグが含まれている可能性も最も高い。以前の名称はFastリングだった。
Betaチャネル
Devチャネルよりも安定したプレビュー版を利用できる可能性が高い。ただし運用に支障を来すバグが発生する可能性は依然として残る。それでも、そうしたバグはDevチャネルで発生する可能性があるバグと比べれば深刻度合いは低く、影響範囲も狭くなる。以前の名称はSlowリングだった。
Release Previewチャネル
近い将来の一般リリースを想定しているため、完成度の高いプレビュー版を利用できる。Microsoftによるサポートの対象となる。DevチャネルとBetaチャネルに比べれば、バグを含む可能性ははるかに低くなる。以前の名称はRelease Previewリングだった。
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
TechTarget発 先取りITトレンド
米国TechTargetの豊富な記事の中から、最新技術解説や注目分野の製品比較、海外企業のIT製品導入事例などを厳選してお届けします。
この記事の著者
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
技術文書・技術解説
[アトラシアン株式会社] IT運用や従業員サポートは生成AIでどう変わる? 使い方や導入の流れは? -
製品資料
[株式会社みらい翻訳] 音声翻訳活用の課題を解決、“本当に使える”ツールの特徴とは? -
製品レビュー
[Wrike Japan 株式会社] 400店舗を支えるWalmart Canada、散在する情報やアナログな管理をどう変えた? -
事例
[Wrike Japan 株式会社] 年間100件超のDXプロジェクトを統合管理、JERAはどのように実現した? -
事例
[Wrike Japan 株式会社] グローバルなクリエイティブ業務を合理化、エスティーローダーに学ぶ実践のコツ
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
全社標準Copilotに絶望? MS Copilotで問い合わせ6割減できた企業は何が違った
-
2
身代金支払いは逆効果 情シスのためのランサムウェア対策ガイド2026
-
3
自社を守る「SCS評価制度」活用法 7割の企業が取引先起点の情報漏えいに直面
-
4
ランサムウェア、暗号化の89%は深夜 情シスが備える「夜間の空白」対策
-
5
多要素認証導入済みでもランサムウェア被害に 復旧費用は平均2億7000万円
-
6
「技術屋」で終わるか、部長へ昇格するか 今取りたい「IT×ビジネスの認定資格」5選
-
7
「Copilot」はなぜ放置される? “議事録要約止まり”を脱する処方箋
-
8
脱VMwareの前提が崩れる BroadcomのVDDK公開停止で確認すべき点
-
9
「AI活用を前提とした業務PCへの移行」に関するアンケート
-
10
AIエージェントを暴走させない設定、済んでますか? 対策5選を専門家が紹介
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
5回聞くだけじゃ足りない? トヨタ式「なぜなぜ分析」の正しい実践方法
-
2
JR西日本ITソリューションズが「監視業務の属人化」を解消した方法とは?
-
3
生成AIで文書活用を進めるには? 効率化と安全性をどう両立する
-
4
Windows PCとMacの選択制で生産性向上 LINEヤフーが実践する運用管理方法とは
-
5
インシデント対応工数を約3割削減、東京ガスの事例に学ぶ監視体制刷新のコツ
-
6
国税庁の次世代基幹システム「KSK2」稼働開始に向けて、対応すべき変更点とは?
-
7
「スクラム」と「カンバン」の違いとは? アジャイル型開発手法を徹底比較
-
8
AI時代に成功するための「ナレッジマネジメント」ベストプラクティス
-
9
「オンプレミス回帰」せざるを得ない“合理的な理由”
-
10
Microsoft 365を安全に運用 うっかりミスやサイバー攻撃に備えるデータ保護術
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー