Windows 10 Insider PreviewのDev、Beta、Release Previewの違い バグ発生頻度は?「Windows Insider Program」の基本【中編】

Windowsのプレビュー版「Windows 10 Insider Preview」には重大なバグが発生する可能性がある。問題を深刻化させないために、プレビュー版を利用するための3つの「チャネル」の違いを知っておくことが重要だ。

2021年02月05日 05時00分 公開
[Brien PoseyTechTarget]

 「Windows 10」のプレビュー版「Windows 10 Insider Preview」(以下、プレビュー版)を使用すると、重大なバグが発生して正常に動作しなくなる可能性がある。プレビュー版を利用できるプログラム「Windows Insider Program」に参加する際は、こうした事態に備えて2つの基本的なルールを推奨する。

 まず日々の業務に不可欠なクライアントデバイスにプレビュー版を絶対にインストールしてはならない。インストールするのはテスト用のクライアントデバイスにすべきだ。「プレビュー版をエンドユーザーの物理デバイスまたは仮想デスクトップに配布したい」という衝動も抑える必要がある。

 2つ目の基本的なルールは、プレビュー版の配布方法を定めた「Channel」(チャネル)を選択する際に、「各チャネルで起こり得る問題に対して自社の管理チームが対処可能かどうか」を検討することだ。チャネルには「Dev」チャネル、「Beta」チャネル、「Release Preview」チャネルの3つがある。以前は「Fast」「Slow」「Release Preview」の3つの「Ring」(リング)だったが、2020年6月にチャネルに変更になった。それぞれどのような違いがあるのだろうか。

Devチャネル

 開発中の最新プレビュー版を最も早く利用することができる。その半面、重大なバグが含まれている可能性も最も高い。以前の名称はFastリングだった。

Betaチャネル

 Devチャネルよりも安定したプレビュー版を利用できる可能性が高い。ただし運用に支障を来すバグが発生する可能性は依然として残る。それでも、そうしたバグはDevチャネルで発生する可能性があるバグと比べれば深刻度合いは低く、影響範囲も狭くなる。以前の名称はSlowリングだった。

Release Previewチャネル

 近い将来の一般リリースを想定しているため、完成度の高いプレビュー版を利用できる。Microsoftによるサポートの対象となる。DevチャネルとBetaチャネルに比べれば、バグを含む可能性ははるかに低くなる。以前の名称はRelease Previewリングだった。

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