新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策でオンライン教育を実施するK-12(幼稚園から高等学校までの教育機関)を狙い、ランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃が拡大している。米国の複数州間情報共有分析センター(MS-ISAC)によると、そうした攻撃に用いられたランサムウェアは「Ryuk」「Maze」「Nefilim」「Ako」「Sodinokibi」(REvil)だった。
米国の州、自治体、部族、準州(SLTT)のK-12へのサイバー攻撃において、ランサムウェア以外で使われたマルウェアの筆頭は、「Windows」を対象としたトロイの木馬「Zeus」、「macOS」を対象としたトロイの木馬「Shlayer」だった。トロイの木馬とは、一見無害だが特定条件下で攻撃活動を開始するマルウェアを指す。この攻撃で観測されたマルウェアのうち、出現回数がトップ10入りした中ではShlayerがmacOSを狙う唯一のマルウェアだった。残りはWindowsが標的で、「Chrome OS」を狙うマルウェアは入っていない。
オンライン教育を混乱させたり、オンライン教育システムに侵入したりする目的で、攻撃者はさまざまな手段を用いる。具体的には、
などだ。
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