教育機関を狙ったランサムウェア攻撃の標的になりやすいのは、「Chromebook」や「iPad」よりも「Windows」デバイスだという。それはなぜなのか。
2020年11月の連休前にランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃を受けたことが判明した米国のボルティモア公立学校区(BPCS)は、急なインシデント対処に追われた。BCPSはFacebookに2020年11月28日に掲載した声明で、児童生徒に配布した「Chromebook」や「Google Account」(Googleアカウント)は攻撃の影響を受けなかったことを明らかにした。一方でBCPSは、指示するまで「Windows」搭載デバイスを利用しないでほしいと発表した。
セキュリティ専門家やセキュリティベンダーによると、一般的なランサムウェアは教育用デバイスとして普及しているChromebooksや「iPad」よりも、Windows搭載デバイスを標的とする傾向がある。それはなぜなのか。
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