教育機関を狙ったランサムウェア攻撃の標的になりやすいのは、「Chromebook」や「iPad」よりも「Windows」デバイスだという。それはなぜなのか。
2020年11月の連休前にランサムウェア(身代金要求型マルウェア)攻撃を受けたことが判明した米国のボルティモア公立学校区(BPCS)は、急なインシデント対処に追われた。BCPSはFacebookに2020年11月28日に掲載した声明で、児童生徒に配布した「Chromebook」や「Google Account」(Googleアカウント)は攻撃の影響を受けなかったことを明らかにした。一方でBCPSは、指示するまで「Windows」搭載デバイスを利用しないでほしいと発表した。
セキュリティ専門家やセキュリティベンダーによると、一般的なランサムウェアは教育用デバイスとして普及しているChromebooksや「iPad」よりも、Windows搭載デバイスを標的とする傾向がある。それはなぜなのか。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
データの増大やサイロ化に伴い、セキュリティ対策の重要性が高まっている一方、サイバー脅威の高度化もとどまるところを知らない。こうした中、エッジからクラウドまで網羅するデータセキュリティは、どうすれば実現できるのか。
Webアプリに潜む脆弱性においては、その特定と修正が不可欠だ。Webアプリの脆弱性を再評価した調査によると、97%の脆弱性の優先順位を下げられることが判明した。調査結果を基に、Webアプリの脆弱性に関するファクトを紹介する。
VPNはリモートアクセスを実現するための主要なツールだが、一方で、セキュリティや拡張性に課題が残る。こうした課題を解消するソリューションとして注目されているのが、「ZTNA」だ。本資料では、VPNの課題とZTNAの有効性を解説する。
リモートワーク時代のセキュリティ対策として主流となりつつあるSASE。だがその導入によってどのようなメリットが見込めるのか、懸念を持つ企業もまだ多い。そこでユーザー企業への調査を基に、利益やコストといったSASEの特徴を探った。
SaaSアプリの多用によるWebアクセスの脆弱性拡大は、フィッシングやランサムウェアといった、Webベース脅威の勢いを加速させた。これらに対し、企業はどう対処すればよいのか。求められる5つの機能や、有効なアプローチを解説する。
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。
「AIエージェント」はデジタルマーケティングをどう高度化するのか
電通デジタルはAIを活用したマーケティングソリューションブランド「∞AI」の大型アップ...