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PC出荷は2021~2022年に“減速”の見通し 部品不足が深刻に
2021~2022年はPCの出荷台数の成長率が鈍化する見込みだ。その背景には、PC業界と他業界との部品の奪い合いがある。
調査会社Canalysが2021年3月に発表した調査レポートによると、世界のPC市場の成長率は2021年、2022年に鈍化する見込みだ。その背景には、PCベンダーと他業界のメーカーによる部品調達争いと、それに伴う部品不足がある。
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Canalysの調査によれば、世界のPC出荷台数の成長率は、2021年が前年比8.4%増、2022年が同2.5%増になる見込みだ。2021年の出荷台数の成長率を製品カテゴリー別に見ると、ノートPCは同9.4%増、タブレットは同8.3%増、デスクトップPCは同4.4%増となる。
「ディスプレイやGPU(グラフィックスプロセッシングユニット)、半導体チップなど重要な部品の供給は、2021年から2022年にかけて逼迫(ひっぱく)する」と、Canalysのリサーチディレクターであるルシャブ・ドシ氏は述べる。
ドシ氏は、PCベンダーや自動車メーカー、IoT(モノのインターネット)機器メーカーが部品の調達争いをすることで部品不足が深刻になり、2021年後半にPCの出荷台数が減少すると予測する。出荷台数の減少は2022年上半期のPC市場の成長を阻む可能性がある。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)により、2020年は世界のPCの出荷台数が前年比で2桁の成長率になった。自宅で働くことを余儀なくされた人がPCを買い替え、親は子どもが受けるオンライン授業のために新たにPCを購入した。
部品不足が解消されれば、PCの出荷台数の成長率は2桁に戻る可能性もある。調査会社NPD Groupのアナリスト、スティーブン・ベイカー氏は、古いPCから新しい技術を取り入れたPCへの買い替え需要が高いと話す。
ベイカー氏は、パンデミック後も続くと考えられる「自宅とオフィスの両方で仕事をする働き方」を支援するために、企業は新しいPCを必要とすると指摘する。自宅などオフィス外での従業員の業務を支えるためには、Web会議をするのに十分なスペックのPCが必要になるだろう。
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