2011年10月28日 18時30分 UPDATE
特集/連載

最悪/最高のタイミングで起きた3日間の空白BlackBerryのシステム障害でiPhoneに傾くヨーロッパ市場

多数の国がひしめき日本や米国とは異なる市場を形成してきたヨーロッパ。彼らの視点から、米国市場とBlackBerryのシステム障害の影響を検証する。

[Dragan Petric,TechTarget]

 私が米国を初めて訪れたとき、BlackBerryが広く普及しているのに驚かされたものだ。ほとんどのビジネスユーザーは、カナダのResearch In Motion(RIM)のBlackBerry端末、あるいは当時発売されたばかりの初代iPhoneを使っていた。そのころ、ヨーロッパではBlackBerryをあまり見掛けることはなかった。最もよく見掛けたのがフィンランドのNokia製の端末、そして米国の場合と同様、とてもトレンディーな初代iPhoneだった。

 それから数年後、Nokia製端末を取り巻く状況はもちろん変化したが、BlackBerryはいまだに北米ほどの市場シェアを獲得するに至っていない。RIMのプラットフォームは技術マニア向けの製品で、使いこなすには高度な技術知識が必要だと考えられているからだ。そういった状況にもかかわらず、このスマートフォンを使っているユーザーのほとんどが、同ブランドに高い忠誠心を抱き、他の機種を試そうともしないくらい満足している。

BlackBerryの落日

 だがそれはつい最近までの話だ。現在は状況が違う。RIMはわずか3日間で、ヨーロッパ(および極東やアフリカなどの地域)のユーザーが、BlackBerryからiPhoneあるいはGoogleのAndroidやMicrosoftのWindows Phone搭載スマートフォンに乗り換えることを真剣に検討するという状況を招いてしまったのだ。

この記事が気に入ったらTechTargetジャパンに「いいね!」しよう

この記事を読んだ人にお薦めのホワイトペーパー

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

Loading

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news019.jpg

情報格差の時代をサバイブするのは誰か?
子育てを終えた女性が思うこと、シニア世代の買い物事情、新入社員の不安な胸の内に改正...

news133.jpg

Meituとシーエー・モバイルがメディア販売代理契約締結
シーエー・モバイルはMeituとメディア販売代理契約を締結。「BeautyPlus」や「MakeupPlus...

news093.jpg

パーソナライズド動画「personalize me」がレコメンドエンジン搭載プライベートDMP「Rtoaster」と連携
インテリジェンス ビジネスソリューションズは、同社のパーソナライズド動画サービス「pe...