2011年11月16日 09時00分 UPDATE
特集/連載

ストレージ最新動向解説【第2回】企業における効果的な「クラウドストレージ」利用方法

クラウド技術を利用したさまざまなサービスが登場する中、ストレージ分野におけるクラウドサービスの効果的な利用方法が明らかになってきた。

[菊地宏臣,SNIA日本支部]

クラウドサービスの1つ「クラウドストレージ」

 最近、「クラウドコンピューティング」(以下、クラウド)という言葉を見たり聞いたりしない日はないだろう。しかし、その言葉が何を意味するのかについて、これまではその定義がまちまちだった。現在は、NIST(米国立標準技術研究所)の定義が定着してきた。NISTのクラウドの定義では、5つの特性、4つの導入モデル、3つのサービスモデルを挙げている(関連記事:エンタープライズクラウドを構成する4つの利用モデル)。

5つの特性

  1. オンデマンドベースのセルフサービス
  2. 広域なネットワークアクセス
  3. ロケーションに依存しないリソースプール
  4. 迅速な拡張性
  5. 測定可能なサービス

4つの導入モデル

  1. パブリッククラウド(Public Cloud)
  2. プライベートクラウド(Private Cloud)
  3. コミュニティークラウド(Community Cloud)
  4. ハイブリッドクラウド(Hybrid Cloud)

3つのサービスモデル

  1. SaaS(Software as a Service)
  2. PaaS(Platform as a Service)
  3. IaaS(Infrastructure as a Service)

 SaaSの代表例としては、電子メールやSFA(Sales Force Automation)CRMなどを思い浮かべる方が多いだろう。またPaaSやIaaSは開発環境やWebサービスプラットフォームとして使用されている。

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