2012年03月15日 09時00分 UPDATE
特集/連載

ソーシャルメディアトラフィックがWANを変える【後編】TCPポート80の利用が低下!? 見直し迫られるソーシャル時代のセキュリティ

ソーシャルメディアの利用により、トラフィック量だけでなく通信内容にも変化が生じている。TCPポート80の利用が低下しているという現実から、新たなセキュリティ対策が求められている。

[Gina Narcisi,TechTarget]

 前編「従来型WANに引導を渡すソーシャルメディアトラフィック」では、ソーシャルメディアの利用拡大に伴い、従来のハブ&スポーク型WANでは新たなトラフィックパターンに対応できない可能性を指摘した。後編では、ソーシャルメディアの利用がもたらした新たなセキュリティリスクについて解説する。

ソーシャルメディアトラフィックでセキュリティギャップが顕在化

 ソーシャルネットワーキングとメディアの利用拡大に伴い、ネットワーク管理者たちは、社内ネットワーク上のトラフィックも変化してきたことに気付き始めた。Palo Alto Networksによると、通常はファイアウォールで防護されているTCPポート80を使用するWebアプリケーションは、社内ネットワーク上のWebトラフィックの半分以下(49%)に低下した。現在では、ポート443を流れる暗号化されたトラフィックがWebアプリケーショントラフィックの大半を占め、ほとんどのセキュリティ製品はこの種のトラフィックを検査することができない。

 Palo Alto Networksの上席リサーチアナリスト、マット・キール氏によると、暗号化されたトラフィックは企業にとって極めてリスクが高いという。「企業が今後もポート80のセキュリティだけに目を向けていると、多くのセキュリティリスクを見逃してしまい、ネットワークを防護できなくなる」

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news057.jpg

パナソニックが早稲田大学恩藏ゼミと協働でマーケティングプロジェクトを立ち上げ
パナソニックは、早稲田大学商学部 恩藏直人教授のゼミと協働で、マーケティングプロジェ...

news048.jpg

ぴあデジタルコミュニケーションズ、レシート換金アプリ「ONE」のワンファイナンシャルと協業
ぴあデジタルコミュニケーションズは、ワンファイナンシャルと協業すると発表した。

news018.jpg

「環境ブランド調査2018」サントリーが2年連続首位――日経BP社調べ
日経BP社は、「環境ブランド調査2018」の結果を発表しました。