大量のマルウェア感染マシン群であるボットネットは、標的型攻撃に利用されることも少なくない。ボットネットを利用したサイバー攻撃の手口と、その対策を解説する。
サイバー犯罪集団が操るゾンビマシン(マルウェアに感染し、攻撃者に悪用されるマシン)の一群は、主に医薬品やポルノなどを宣伝する大量スパム送信に使われている。だが専門家によれば、さらに悪質な用途のために利用されることもあるという。
ボットネットは、ゾンビマシンの力を悪用して、Webサイトに障害を引き起こす分散型サービス妨害(DDoS)攻撃やマルウェアの拡散、フィッシング詐欺、クリックジャッキングなどに利用される(ボットネットについては「IPレピュテーションはスパムの抜本対策となり得るか」も参照)。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
昨今のサイバー攻撃はステルス性が増している上、よりスピーディーになっている。そのため従来型のSIEMが機能せず、多くのセキュリティチームが悪戦苦闘している。そこで、AIと次世代SIEMを中心とした、SOCのあるべき姿を紹介する。
サイバー攻撃がシステムに侵入する手口として、近年は、盗んだ認証情報(アイデンティティー)を悪用するケースが急増している。防御側に求められるのは、アイデンティティーをプロアクティブに管理・保護する仕組みだ。
クラウドの利用拡大に伴い、SaaSアカウントの分散が課題となっている。一般的なシングルサインオンではカバーできないSAML非対応サービス、ポリシーに準拠しない私用デバイスでのログインなどのリスクには、どのような対策が有効なのか。
ユニプレスでは、アンチウイルスソフトによるエンドポイント保護を行っていたが、その運用体制に課題を抱えていた。MDRの導入により、情シス部門の負荷を軽減し、グループ全体を視野に入れたセキュリティ施策に注力できるようになった。
総合建設会社の熊谷組は、防御が手薄になりがちな年末年始を狙ったサイバー攻撃を受けたため、セキュリティ体制の刷新に着手した。24時間365日体制の監視とアイデンティティー保護を実現するために同社が導入したものとは?
なぜクラウド全盛の今「メインフレーム」が再び脚光を浴びるのか
メインフレームを支える人材の高齢化が進み、企業の基幹IT運用に大きなリスクが迫っている。一方で、メインフレームは再評価の時を迎えている。
「サイト内検索」&「ライブチャット」売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、サイト内検索ツールとライブチャットの国内売れ筋TOP5をそれぞれ紹介します。
「ECプラットフォーム」売れ筋TOP10(2025年5月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年5月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...