2013年10月18日 08時00分 UPDATE
特集/連載

ライバルはAmazon、HP、RackspaceVMwareは「vCloud Hybrid Service」で企業クラウドの首位に立てるのか

VMworld 2013で発表されたクラウドサービス「vCloud Hybrid Service」は、機能面・価格面でVMwareユーザーから多くの期待が寄せられている。VMwareはこの製品で、ライバルのAmazon、HP、Rackspaceに対抗できるか。

[Beth Pariseau,TechTarget]

 米VMwareは2013年8月最終週に開催したVMworld 2013で、クラウドサービス「vCloud Hybrid Service」の一般提供を2013年9月に開始すると発表した。エンタープライズ用途でクラウドを利用する顧客の獲得を目指す。

 vCloud Hybrid Serviceは、広く普及しているVMwareのサーバ仮想化技術を基盤としており、価格も競争力があることから有望だ。だが、同社の顧客の多くは、ミッションクリティカルなアプリケーションの仮想化にまだ苦労している。

 VMworld 2013の基調講演においてスライドで示されたVMwareの推計によると、同社の顧客の約54%は、仮想化が進んだ段階(3段階から成る仮想化からクラウドコンピューティングへの移行過程の第2段階と位置付けられている)にあり、20%は既にクラウドの自動化によって“サービスとしてのIT”を提供しているという。

 だが、大手小売企業でシステムエンジニアを務める匿名希望の来場者は、「われわれはまだ第1段階だ。vCloud Hybrid Serviceを利用する態勢は整っていない」と話した。

 しかし、他の来場者からはvCloud Hybrid Serviceの可能性に対する期待の声が聞かれた。

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