iPhone/iPadを“仕事モード”に変える「iOS 7」の新機能とは社内システムでのSSOも実現

BYOD(私物端末の業務利用)の普及で「iPhone」「iPad」を中心にモバイル端末を気軽に使うユーザーが増えている。「iOS 7」には口うるさい管理者も納得する管理機能が数多く搭載されている。

2014年01月14日 08時00分 公開
[Matt Kosht,TechTarget]

 米Appleの「iOS 7」は、「Per app VPN」や「iCloudキーチェーン」などのモバイルアプリケーション管理(MAM)機能を備えている。これらの機能は「iPhone」や「iPad」のセキュリティを強化し、これらのデバイスの企業にとっての魅力を高めることを目的としている。

 MAMでは、よりきめ細かなデバイス管理アプローチが取られ、特定のアプリケーションとそのデータに加え、アプリケーションがどのようにネットワークにアクセスするかに焦点が当てられている。MAMはモバイルデバイス管理(MDM)と比べて、締め付けが厳しくない企業データ管理アプローチであるため、企業とユーザーの両方にとって有益なツールだ。またMAMは、アプリケーションレベルのポリシーの実装における複雑さを軽減する。以下では、iOS 7のMAM機能の概要をチェックしてみよう。

iOS 7のアプリケーションデータ保護

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