ソニーが開発したスマートフォンの主力製品である「Sony Xperia Z5」。性能やディスプレイ、カメラと全てにおいてソニーの技術が集約されているが、実際はどうなのだろうか。
ソニーは、スマートフォンの主力製品である「Sony Xperia Z5」が、新たなスタートを切り、市場を先導するスマートフォンに食らい付くことを期待している。ソニーはこれまでスマートフォン市場で大きな成功は収められていない。それだけでなく、Z3+の後続モデルにZ4という名称を使用しなかったことで、命名規則に関しても混乱を引き起こしている。
Z5には、Xperia Z5、「Xperia Z5 Compact」「Xperia Z5 Premium」の全部で3種類がある。Z5 CompactのスペックはXperia Z5と同程度だが、本体がコンパクトになっている。一方のZ5 Premiumに関しては、世界初の4Kスマートフォン画面を搭載しているとソニーはうたっている。本稿では、Xperia Z5を取り上げる。この機種は、少なくともスペック的には最先端のスマートフォンが持つべき機能を全て備えている。ただし、全てといっても、多少の制限はある。
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