毎日2万枚発生する放射線画像を管理、米医療機関が選んだハイパーコンバージドとは求められた拡張性、可用性、高速性能

CarePoint Healthは医療データ増大を見越し、ハイパーコンバージドシステムを導入した。ローカルSANの拡張とともに、クラウドストレージに医療データを移動してコストを削減した。

2016年03月16日 12時00分 公開
[Garry KranzTechTarget]
「Dell XC」シリーズ 「Dell XC」シリーズ(画像は「5分で分かる『ハイパーコンバージドシステム』の仕組みと主要製品」より)《クリックで拡大》

 米国の医療機関CarePoint Health(以下、CarePoint)は「将来にわたって利用できるアジャイルデータセンター」を目指し、ハイパーコンバージドアプライアンスとクラウドストレージを採用してITインフラを刷新した。

 CarePointは「Dell XC Webスケールコンバージドアプライアンス」(以下、Dell XCシリーズアプライアンス)を導入し、Cisco Systems製スイッチをSDN(Software Defined Networking)対応の「Dell Networking」スイッチに置き換え、患者記録の電子データと医用画像をDellのクラウドデータセンターに移動した。Dell XCシリーズアプライアンスは、Dellとハイパーコンバージドシステムの草分けであるNutanixが結んだOEM販売契約に基づき、Nutanixソフトウェアを搭載して販売されている。

ITmedia マーケティング新着記事

news047.png

【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...

news115.jpg

「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...

news077.jpg

「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...