特集:IoT時代のセキュリティリスクに備える

「ベンチャー気分のIoTは“炎上”する」 専門家が警告するIoTの落とし穴セキュリティ対策は1回で完結するようなものではない

「IoT(モノのインターネット)のデバイスには早い段階でセキュリティを組み込むべきである。さもないと大変なことになる」――これが「RSA Conference 2016」からのメッセージだ。

2016年03月17日 12時00分 公開
[Francesca SalesTechTarget]
イメージ

 市場調査会社のGartnerによると、2016年には推定で64億台のインターネットに接続型デバイスが使用され、2020年にはその数が210億台と大幅に増加する見込みだ。インターネット接続型デバイスを製造する企業が情報セキュリティ対策を全面的に見直し、それを早期に開発プロセスに織り込まなければ、IoT(モノのインターネット)は“即死する”だろう。

 この警告を発したのは、サンフランシスコで開催された「RSA Conference 2016」においてIoTに関するパネルディスカッションに参加した次のセキュリティ専門家たちだ。

ITmedia マーケティング新着記事

news024.png

「ECプラットフォーム」 売れ筋TOP10(2024年3月)
今週は、ECプラットフォーム製品(ECサイト構築ツール)の国内売れ筋TOP10を紹介します。

news090.jpg

GoogleがZ世代のローカル検索でInstagramやTikTokに敗北 なぜこうなった? これからどうなる?
Googleは依然として人気の検索サイトだが、ことZ世代のローカル検索に関しては、Instagra...

news056.png

DE&Iに関する実態調査 「公平」と「平等」の違いについて認知度は2割未満
NTTデータ経営研究所がNTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと共同で実施...