米Akamai Technologiesによると、2015年第1四半期に計測されたDDoS攻撃件数は2014年同時期の倍以上だったという。そして、この1年で攻撃手法にも変化が見られる。その詳細とは。
米Akamai Technologiesは2015年5月19日(米国時間)に、2015年第1四半期のインターネットセキュリティ動向に関する報告書を発表した。この中で、Akamaiの分散型サービス妨害(DDoS)攻撃対策ソリューションであるPLXroutedネットワークで観測されたDDoS攻撃の件数が過去最高を記録したと伝えている。
2015年第1四半期に発生したDDoS攻撃の総数は、2014年第1四半期に比べて116.5%増。2014年第4四半期に比べると35.24%の増加となった。
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