2016年07月06日 15時00分 UPDATE
特集/連載

CIOが信頼を勝ち取るには?セキュリティに関する「役員プレゼンテーション」を台無しにする“5つの失言” (1/2)

CIO(最高情報責任者)やCISO(最高情報セキュリティ責任者)が役員会でサイバーセキュリティに関するプレゼンテーションをすることが増えている。そうした場での5つの“べからず”とは?

[Jeremy Bergsman,TechTarget]
CEBのWebサイト《クリックで拡大》

 企業の大規模な情報流出が度々発生し、メディアを賑わせてきたことから、世界中の企業の役員にとってサイバーセキュリティはリスク管理上、大きな問題となっている。取締役会でプレゼンテーションを行うことは、個人として、職業人として成長する機会になるが、詳細なサイバーセキュリティ情報の報告は、ほとんどのIT幹部にとって経験のない試みだ。サイバーセキュリティは従来、取締役にとって優先課題ではなかったからだ。

 サイバーセキュリティに注目が集まるのはエキサイティングだが、リスキーでもある。IT幹部は、取締役の信頼を勝ち取ろうと奮闘しながらも、不首尾に終わることがよくある。プレゼンテーションの失敗が大きな原因だ。

 筆者が勤務するCEBは、CIO(最高情報責任者)やCISO(最高情報セキュリティ責任者)、取締役向けに100件以上のコンサルティングを行ってきた。そうする中で、IT幹部が取締役会で情報リスクに関するプレゼンテーションを行う際に、よくやる5つの間違いを発見した。また、優れたIT幹部がそうした間違いをどのように避け、取締役へのプレゼンテーションを首尾よく作成して実施し、取締役からの信頼を築いているかも学んだ。以下にその要約を示す。

間違い1:意思決定における取締役会の関与の役割を誤解する

       1|2 次のページへ

この記事を読んだ人にお薦めの関連記事

注目テーマ

ITmedia マーケティング新着記事

news008.jpg

伊藤忠テクノソリューションズ藤岡良樹氏が語る、老舗大手SIerにマーケティングが必要になった理由
30年にわたりIT系B2B企業のマーケティング支援に携わってきたエキスパートが、マーケティ...

news085.jpg

スマートスピーカー対応の広告配信ネットワークを構築して音声広告配信、博報堂DYメディアパートナーズなど3社
博報堂DYメディアパートナーズなど3社は、スマートスピーカーなどで提供されるニュースコ...

news012.jpg

スマホネイティブの情報収集行動は「スクショ」「いいね!」――博報堂調べ
「スマートフォンユーザー情報行動調査2018」の結果が発表されました。スマートフォンの...