コードを書くことはiOSアプリ開発の主要作業だが、アプリ開発ライフサイクル全体の中では比較的やりやすい部分だ。
コードを書いた後は、それをテストして問題の検出と修正を行わなければならない。Xcodeでは、付属のデバッガーで問題の特定や、制御フローとデータ構造の検証を行い、コードを修正できる。
作成したiOSアプリは、関連リソース一式を含むバンドルと呼ぶファイルシステムディレクトリにパッケージ化する。バンドルの中心は、コードをコンパイルした実行可能ファイルだ。アプリ名に.app拡張子を付けたファイル名が実行可能ファイルの名前になる。
バンドルに含めるファイルとしては他に、OSが使用するメタデータが入った情報プロパティリストファイル、画面にインタフェースを表示するためのストーリーボード、ホーム画面アイコンやロード中の一時イメージなどのイメージ、サウンド、ビデオのファイルがある。
また、カスタムデータファイルを追加したり、言語ごとのサブディレクトリにローカライズリソースファイルを追加したりもできる。アプリ設定を定義するオプションのバンドルファイルを追加して「設定」アプリからUI要素の設定も可能だ。
iOSアプリは、単にファイルをバンドルにまとめればいいというものではない。成功するアプリを開発するには、全ての工程でUIデザインと使い勝手が重要になる。
スクロールやズームを駆使しなくても、ユーザーがコンテンツを表示、理解して操作できるようにし、テキストを読みやすくする。タッチ機能にも対応し、なるべく少ない手順で目的の操作を実行できるようにデザインするのがユーザーの使い勝手の向上につながる。
【Googleが公式見解を発表】中古ドメインを絶対に使ってはいけない理由とは?
Googleが中古ドメインの不正利用を禁止を公式に発表しました。その理由や今後の対応につ...
「TikTok禁止法案」に米大統領が署名 気になるこれからにまつわる5つの疑問
米連邦上院が、安全保障上の理由からTikTokの米国事業の売却を要求する法案を可決し、バ...
「気候危機」に対する理解 日本は米国の3分の1
SDGsプロジェクトはTBWA HAKUHODOのマーケティング戦略組織である65dB TOKYOと共同で、「...