デベロッパーのタイプで選びたい、3つのモバイルアプリ開発手法HTML5? それともネイティブ?

モバイルアプリ開発に関しては、主にネイティブアプリ、HTML5アプリ、ハイブリッドアプリという3つの選択肢がある。どのアプリケーション形式がビジネスに適しているのだろうか。

2016年04月12日 12時00分 公開
[Robert SheldonTechTarget]
Web型で開発したモバイル業務アプリケーションは、さまざまな端末で動作する(出典:「もうネイティブアプリはいらない? 「HTML5」で業務アプリはここまでできる」より)《画像をクリックで拡大》

 モバイルアプリの導入に当たり、開発者は下記の3つの選択肢がある。いずれもそれぞれメリットとデメリットがある。

  • ネイティブアプリ
  • HTML5アプリ
  • ハイブリッドアプリ

 ネイティブアプリはユーザーエクスペリエンス(UX)に優れるが、開発と導入、メンテナンスに多くのリソースを必要とする。HTML5アプリは、導入までの期間が短縮できてコストも抑えられるが、それほど優れたパフォーマンスや多くの機能はネイティブアプリと比べて提供できない。この2つを組み合わせたハイブリッドアプリは、HTML5アプリの制約をある程度回避できるが、それでもUXはネイティブアプリには及ばない。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news023.jpg

世界のモバイルアプリ市場はこう変わる 2025年における5つの予測
生成AIをはじめとする技術革新やプライバシー保護の潮流はモバイルアプリ市場に大きな変...

news078.png

営業との連携、マーケティング職の64.6%が「課題あり」と回答 何が不満なのか?
ワンマーケティングがB2B企業の営業およびマーケティング職のビジネスパーソン500人を対...

news125.jpg

D2C事業の約7割が失敗する理由 成功企業との差はどこに?
クニエがD2C事業の従事者を対象に実施した調査の結果によると、D2C事業が成功した企業は...