Appleの開発言語「Swift」は「素晴らしい!」、IBM担当者が感動した理由はAppleとIBMの提携で実現したクラウド開発環境

IBMとAppleの提携により、クラウド開発プラットフォーム「Bluemix」でAppleのプログラミング言語「Swift」を利用できるようになった。提携の経緯や「Watson」との連係などを紹介する。

2016年04月15日 08時00分 公開
[Ramin EdmondTechTarget]
Bluemixの公式Webページ《クリックで拡大》

 IBMがAppleのプログラミング言語「Swift」に目を付けたのは、フロントエンドとバックエンドの両方で、優れた性能を発揮するエンタープライズアプリの構築を支援できるという理由だった。

 AppleとIBMはまず2014年にエンタープライズ向けにモバイルOS「iOS」対応アプリ100本を開発する提携を結んだ。IBMは2016年に入り、クラウド開発プラットフォーム「Bluemix」でSwiftを利用できるようにした。このパワフルなSwiftがオープンソース化されてLinuxにも対応した今、Swiftは特にサーバサイドアプリの開発に役立つものになった、とIBMのエンタープライズモバイル担当副社長、フィル・バッケリュー氏は話す。

 IBMとAppleとの提携について、そしてiOSアプリと人工知能サービス「IBM Watson」の連係と今後の展開について、バッケリュー氏に話を聞いた。

――IBMの総合的な戦略におけるモバイルの重要性とは

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

From Informa TechTarget

お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。

ITmedia マーケティング新着記事

news026.png

「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...

news130.jpg

Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...

news040.png

「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。