導入事例:「SAP」活用法をユーザーに聞く

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S/4HANAへのアップグレード

 S/4HANAへの投資から最高の価値を引き出すには、IT部門はビジネスに混乱を招かない範囲でできる限り迅速にビジネスニーズを満たす必要がある。(続きはページの末尾にあります)

SAP関連の事例

ERPのモダナイズで製糖会社は「SAPのライセンス問題」とどう折り合いをつけたのか

製糖会社Florida CrystalsはSAPのERPシステムを最新化するに当たり、「RISE with SAP」か「Bring Your Own License」(BYOL)のどちらを選ぶかという問題に直面した。判断の決め手は何だったのか。

(2024/2/28)

製糖会社の「S/4HANA」移行 “30年来のSAPユーザー”が直面した老朽化問題

製糖会社Florida Crystalsは古くからSAPのERPシステムを運用している。AWSのパブリッククラウドに移行してシステム設計をシンプルにする前、同社のERPシステムはどのような課題を抱えていたのか。

(2024/2/21)

なぜS/4HANA移行が進まないのか SAPユーザー会が発表した問題とは?

非常に多くのSAP顧客がS/4HANAへの移行に際して困難な状況を経験しているという。SAP顧客は何に悩んでいるのだろうか。

(2022/5/31)

SAP ECCのサポート延長はS/4HANA移行を後押しするのか

SAPがECCのサポート延長を発表。タイムリミットの緩和により企業のS/4HANA移行は促進するのか、それとも問題が5年先送りされるだけか。

(2020/3/25)

SAP、Infor、Microsoft、Oracleを比較――4大ERPの特徴を導入支援と投資対効果で見る

SAP、Infor、Microsoft、OracleといったベンダーのERPシステムを検討している企業向けに、各ERPベンダーが提供する導入戦略によってERPの投資対効果がどうなるか考察する。

(2018/12/20)

リスクが多過ぎる、S/4HANAへのアップグレード

ECC6からS/4HANAへのアップグレードが問題になっている。S/4HANAの導入には多くのリスクがあるという。2025年のECC6サポート終了を前に、企業はSAPシステムの意義を見つめ直す必要がある。

(2018/10/18)

SaaS型ERP「SAP S/4HANA Cloud」導入を決めた企業は、ビジネスで何を優先しているのか

SAPのカンファレンス「2018 SAPPHIRE NOW」のパネルディスカッションの内容から、SaaSの「SAP S/4HANA Cloud」に移行する中堅企業や大手企業の動機と期待するメリットについて詳しく紹介する。

(2018/8/29)

HANAの実装を巡る混乱に翻弄されるSAP顧客

HANAに関する混乱のために、多くの顧客が二の足を踏んでいる。その課題について専門家に解説してもらった。

(2017/8/29)

それでもS/4HANAに移行しないSAPユーザーの本音

Hillarys Blindsはビジネスプロセス最適化のため、SAP CRMをOracleからHANAプラットフォームへと切り替えた。

(2017/8/24)

英SAP顧客「HANAに大満足」 vs. SAP優良顧客「SAP製品は二度と買わない」

2016年夏、SAP HANAに関する2つの調査結果が相次いで発表された。1つは、中小企業もHANAに高い満足度を示した。一方、SAP自身が紹介した優良顧客の60%は、二度とSAP製品は買わないという。

(2016/10/25)

S/4HANAへのアップグレードで考慮すべきこと

 20年にわたってSAPシステムを導入、運用している企業が既存のSAPカスタムコードをS/4HANA向けに開発し直す方法を決めるのは難しい。

 “既存のシステムをS/4HANA向けに手直しする”方法についての議論は盛んに交わされている。だが“S/4HANA は全く新しい ERP システムの導入を意味する”というのがほぼ一致した意見だ。

既存のビジネスプロセスの特定

 既存のビジネスプロセスはどのようなものか。SAPにどの程度のコードを組み込んでいるか。旧製品導入時にカスタマイズした機能が、S/4HANAにどの程度含まれているか。以前にカスタマイズしたコードを新しいプラットフォームに導入することがビジネスにとって本当に不可欠か。事前に見極めておくべきことは多い。

 実際、S/4HANAは技術、ビジネスプロセス、ユーザーインタフェ−スなどの領域に多くの変更が施されている。こうした変更が、ITチームの作業方法と、ITチームがSAPシステムをカスタマイズする方法の両方に影響する。

 重要なのは、既存のSAPシステムからS/4HANAへの再導入の可能性を含め、主要SAPプラットフォームの移行を考えている企業は全て、それが決して単純ではないことを理解しなければならないことだ。