2009年12月21日 08時00分 公開
特集/連載

ERP CRM早分かりガイドCRMでできること

ERP CRMソフトウェアは、顧客のトランザクションを把握できるだけでなく、顧客データ統合も可能だ。

[Catherine LaCroix,TechTarget]

 ERP CRMソフトウェアとは、簡単に言えばアクセスしやすい1つの場所で、個々の顧客の各トランザクションの詳細を明確に把握できるようにするものだ。

 しかし、ERP CRMシステムでできることは決してそれだけではない。ERP CRMシステムは、顧客データ統合、つまりマスターデータ管理(MDM)も可能にする。MDMは、営業チャンネル全体──人(外勤営業担当者)から電話(テレマーケティングなど)、オンライン(テレサービスやサポート)まで――にわたって顧客を継続的に追跡し、その記録を一元的に蓄積、管理することを指す。

 「このシステムでは、顧客にかかわるすべての担当者が、取引過程で顧客との間で起こったことをすべて詳しく追跡した記録にアクセスできる」と、米Forrester Researchのアナリスト、ホルガー・キスカー氏は語った。この記録には、最新の商品購入状況や契約状況に関するデータも含まれる。そうした情報は最終的に販売拡大に役立てることが可能だ。

 また、ERP CRMソフトウェアで生成されるデータは、リード(見込み客)を追跡し、そのうち何人と取引が成約したかを調べるためにそのまま利用できる。

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