NEWS
フォティーンフォティ、脆弱性対策を強化したセキュリティ製品「yarai」の新パッケージ
パターン情報に依存せず、Gumblarに代表されるような標的型攻撃の脆弱性を検知、高確率で防御するという。
フォティーンフォティ技術研究所は5月10日、ウイルス対策製品「FFR yarai ファミリー」の新パッケージとして、コード実行型の脆弱性対策機能を向上させた「FFR yarai 脆弱性攻撃防御機能」を発表した。同社の販売代理店を通じて6月9日より販売開始する。
FFR yaraiは、パターンファイルを必要としないウイルス対策製品。(パターン情報に依存するような)既存のウイルス対策製品で対応できないセキュリティ脆弱性が検知できるとして、Gumblar(ガンブラー)のようなWeb感染型マルウェア攻撃(標的型攻撃)にも有効だという。米国の非営利団体MITREが管理するCVE(Common Vulnerabilities and Exposures:脆弱性識別規定)が報告する脆弱性に対し99%を検知、およびコードの実行を防御した実績を持つ。
製品の使用に当たっては、システム管理者側で細かな設定をする必要はなく、ソフトウェアのセットアップのみでシステム全体の保護ができる。また、管理者が個別の脆弱性の内容を把握していなくても、コード実行型のセキュリティ脆弱性攻撃のほぼすべてを被害が発生する水際で食い止めることができるため、メンテナンス作業も最小限で済むとしている。
そのほか、管理者側の統合管理コンソールを無償で提供。ポリシー配布によりエンドユーザーの側でのソフトウェアインストール/アップデート状況を把握、集中管理できる。
同社では、新パッケージの提供方法として以下3つの仕様を用意している。
- Corporate Edition:企業ユーザーが各エンドポイントクライアント環境にセットアップし、稼働させる製品。通常のウイルス対策製品と同様に、管理コンソールでの検出結果の確認やアップデートが可能
- Security Operation Center Edition:セキュリティ運用監視サービスを提供する企業や、攻撃監視・防御用のセンサーを扱う監視対象の企業に向けた製品。各セキュリティ運用監視サービスに合わせて、攻撃検知時の通知方法をカスタマイズでき、効率よく攻撃の状況をモニタリング(可視化)できる
- OEM Edition:SDK(Software Development Kit)化して提供する製品。OEM先のソフトウェアへ組み込み・実装が可能。インターネットサービスプロバイダーのクライアント管理ソフトウェアや、PCメーカーの機器管理ユーティリティなどへ組み込むことで、システム全体を保護できる
価格(税別)は、5~99ユーザーが3600円、100~499ユーザーが3000円、500ユーザー以上がオープン。
動作環境は以下の通り。
| 対象OS | 必要メモリ |
|---|---|
| Windows Server 2003:Enterprise/Standard | 1Gバイト以上 |
| Windows XP:Professional/Home(SP2以降適用が必須) | 512Mバイト以上 |
| Windows Vista:Enterprise/Business/Home | 1Gバイト以上 |
| Windows 7:Enterprise/Professional/Home Premium | 1Gバイト以上 |
同社では、新パッケージのRC版を5月12~14日の3日間、東京ビッグサイトで開催される「第7回 情報セキュリティEXPO」のAITブース(西2ホール 4-56)にて先着300人に配布する。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
新着ホワイトペーパー PR
-
市場調査・トレンド
[AvePoint Japan株式会社] SCS評価制度の死角は“SaaSの中” クラウド標準機能では届かない領域とは? -
製品資料
[デジタルサーカス株式会社] 5分で分かる、「オープンソースCMS」比較ガイド -
製品資料
[デジタルサーカス株式会社] 1つのアプリを各国で運用 多言語モバイルアプリを簡単に開発・導入できる方法 -
製品資料
[ニュータニックス・ジャパン合同会社] 複雑化するKubernetes運用、VMとコンテナの二重管理を解消する方法は? -
市場調査・トレンド
[アルプス システム インテグレーション株式会社] 急増する高度なフィッシング詐欺 先回りしてブロックするには何が必要?
こんなメディアも見られています
TechTargetジャパンに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
ベンダーコンテンツ PR
From Informa TechTarget
SpecialPR
アクセスランキング
-
1
PHPはそもそも必要か? 脆弱性で問われる自社サイト安全性と保守負担のバランス
-
2
京王電鉄・東京メトロの被害から学ぶ境界防衛 ITの侵害はどこまで波及するか
-
3
米国防総省で300万人分の個人情報が流出 その「意外な原因」と教訓
-
4
PHP脆弱性「PHP2Shell」で2260万件に影響 情シスの緊急チェックリスト
-
5
Microsoft 365導入後も稟議は「Excelをメールで回覧」 承認が止まる理由
-
6
金融・通信で情報漏えいが続出 IPAとJPCERT/CCが情シスに求める緊急点検
-
7
「Microsoft 365」が乗っ取られる MFAを破る“本物の画面”の恐怖
-
8
PHP2Shellの「事前の情報流出」でパニックに パッチ公開を巡る“混乱劇”
-
9
なぜ「Gemini 4 Argon」は出遅れたのか? Googleが狙う“逆転のシナリオ”
-
10
現場のスマートフォンが「データの墓場」になる? 情シスが陥るモバイル活用の死角
ホワイトペーパーランキング PR
-
1
AI駆動攻撃にどう対抗する? 超速の攻撃からエンドポイントを保護する方法
-
2
経験豊富な即戦力人材に直接アプローチできる、「攻めの採用」への転換術
-
3
「IT史に名を残すシステム障害」8選
-
4
10G回線の真価をフルに享受するには? 導入前にチェックしたいポイント
-
5
SCS評価制度時代の「SASE選定」ガイド
-
6
HDDを使わない「SSDオンリー」が無謀なのはなぜ?
-
7
2026年のサイバーセキュリティには何が必要か? 最新データに学ぶ傾向と対策
-
8
「EDR」選定ガイド:比較・検討フェーズで整理すべきポイントを解説
-
9
MDMだけでは防げない? Appleデバイスに潜む5つのセキュリティギャップ
-
10
情報セキュリティ対策早分かりガイド:25の自社診断で弱点と解決策を理解
TechTargetジャパン SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
TechTargetジャパンをフォロー