国内で幅広いシェアを誇るIT資産/ログ管理ツールに、SNMP対応など計21機能を追加。管理画面で「いつ、誰が、何の情報」を扱ったなどの情報を瞬時に把握できる。
エムオーテックスは8月24日、IT資産/ログ管理ツール「LanScope Cat6」の最新版を発表した。10月3日に販売を開始する。価格は標準パッケージの場合で10ライセンス当たり39万4800円(税込み)から。
LanScope Cat6は、企業ネットワークに接続する機器のセキュリティ管理に役立つツール。PCなど各種IT機器の情報把握、操作ログ管理、リポート出力ができる。ユーザーや部門ごとに情報をリアルタイムに把握でき、トラブルが発生している場合には原因特定や再配置に役立つ情報を迅速に収集可能だ。国内では、業界や業種を問わずに約5700社(2011年7月現在)での導入実績があるという。
最新版では、SNMP(ネットワーク機器)対応、電源管理、NRIセキュアテクノロジーズの資産管理ソフト「SecureCube / Labeling」との連携、デスクトップ仮想化対応(XenDesktop)、Webアクセス管理強化、不正操作通知強化など、計21の新機能を追加した。
中でも特徴が、SNMP対応だ。PC(Windows、Linux、Macintosh)、プリンタ、スイッチ/HUB、ルータといったネットワーク機器の情報をエージェントレスで収集・管理・死活監視可能とした。管理画面は、機器をカテゴリ別に分類して表示するなど、視認性にこだわっている。また、機器情報の取得項目はあらかじめLanScope Cat6で設定済みのため、初期導入時の手間も少ない。例えばプリンタであれば、「誰が、いつ、何枚」印刷したかの使用履歴など、詳細に取得項目を用意している。
SecureCube / Labelingとの連携に関連し、エムオーテックスはNRIセキュアテクノロジーズとの協業も発表した。LanScope Cat6とSecureCube / Labelingを連携することで、ユーザーが扱うデータを機密度別に把握したり、操作履歴などの管理が容易になるという。
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