いずれWindows 8への移行を予定しているなら、タイミングとコストについて早期にプランすることをお勧めする。今回は3つの戦略のうちの最初の1つを紹介する。
米MicrosoftがWindows 8(コードネーム)をリリースするのは1年以上先になるかもしれないが、ITの導入計画に同OSが含まれている場合は、すぐにライセンス戦略に着手することをお勧めしたい。デスクトップの標準化を加速するために、現時点でWindows 8のライセンスを確保することも可能だ(詳しくは後編参照)。
業務でのWindows 8の真価を問う議論は既に始まっているかもしれないが、2014年にサポートが打ち切られるWindows XPを現在も使用している組織では、Windows 8が最高の移行先バージョンになる。
XPのサポート終了までに、他にサポートが受けられるOS──恐らくWindows 7とWindows 8のいずれか──に移行する動きは加速するだろう。Windows 7の導入はXPのサポート終了までに完了できるが、規模の大きい企業で、Windows 8がリリースされてからWindows XPのサポートが終了するまでの間にWindows 8を評価し、全面的な導入計画を立てて実施できる企業はほとんどないだろう。従って、Windows XPからWindows 8に移行する場合は、プランニングが肝要だ。
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