Windows 8移行を最小コストで実現する“何もしない”戦略Windows 8移行のための3つのライセンス戦略(前編)

いずれWindows 8への移行を予定しているなら、タイミングとコストについて早期にプランすることをお勧めする。今回は3つの戦略のうちの最初の1つを紹介する。

2011年11月22日 09時00分 公開
[Paul DeGroot,TechTarget]

 米MicrosoftWindows 8(コードネーム)をリリースするのは1年以上先になるかもしれないが、ITの導入計画に同OSが含まれている場合は、すぐにライセンス戦略に着手することをお勧めしたい。デスクトップの標準化を加速するために、現時点でWindows 8のライセンスを確保することも可能だ(詳しくは後編参照)。

さらばWindows XP

 業務でのWindows 8の真価を問う議論は既に始まっているかもしれないが、2014年にサポートが打ち切られるWindows XPを現在も使用している組織では、Windows 8が最高の移行先バージョンになる。

 XPのサポート終了までに、他にサポートが受けられるOS──恐らくWindows 7とWindows 8のいずれか──に移行する動きは加速するだろう。Windows 7の導入はXPのサポート終了までに完了できるが、規模の大きい企業で、Windows 8がリリースされてからWindows XPのサポートが終了するまでの間にWindows 8を評価し、全面的な導入計画を立てて実施できる企業はほとんどないだろう。従って、Windows XPからWindows 8に移行する場合は、プランニングが肝要だ。

現状でWindows 8へのアップグレード権はあるか?

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。

news103.jpg

なぜ料理の失敗写真がパッケージに? クノールが展開する「ジレニアル世代」向けキャンペーンの真意
調味料ブランドのKnorr(クノール)は季節限定のホリデーマーケティングキャンペーン「#E...

news160.jpg

業界トップランナーが語る「イベントDX」 リアルもオンラインも、もっと変われる
コロナ禍を経て、イベントの在り方は大きく変わった。データを駆使してイベントの体験価...