不要なMicrosoftライセンスの節約効果は数百万ドル!?部門別:Microsoftライセンス攻略(後編)

コンプライアンスの面からもライセンスの知識は不可欠だが、ライセンスを適切に管理することで無駄を省き、費用を大幅に節約することも可能になる。

2011年09月01日 08時00分 公開
[Paul DeGroot,TechTarget]

 「ライセンス管理」には、ソフトウェアの不正使用を防ぐといったコンプライアンス面の目的が強調されるが、費用の削減といったメリットもある。レイオフを検討する前に、無駄なライセンス契約の見直しをしてみる価値がある。

 前編「システム管理者に要求されるMicrosoftライセンスの知識」に引き続き、IT管理部門、ソフトウェア資産管理部門、調達部および業務部、経営陣が知っておくべき事項について解説する。

IT管理部門

 組織(ひいては組織のテクノロジー)の実際の機能に即してライセンスが考えられていることはほとんどないため、IT部門全体でソフトウェアライセンスについて多大な専門知識が必要になる。一般に、組織が大きくなって、IT部門のセクションが分化すればするほど、ライセンスの専門知識は重要になり、フルタイムの担当者が必要になる。ライセンス担当者は、以下の事項が求められる。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news071.jpg

「生成AIの普及でSEOはオワコン」説は本当か?
生成AIの普及によりSEOが「オワコン」化するという言説を頻繁に耳にするようになりました...

news067.jpg

ボストン コンサルティング平井陽一朗氏が語る 日本企業のイノベーションを阻む「5つの壁」
企業の変革を阻む5つの壁とそれを乗り越える鍵はどこにあるのか。オンラインマーケットプ...

news175.jpg

日清食品がカップ麺の1〜5位を独占 2024年、最も手に取られた新商品は?
カタリナマーケティングジャパンは、カタリナネットワーク内小売店における年間売り上げ...