全従業員が、Microsoftのライセンスについて熟知している必要はない。一般従業員とシステム管理者では、知っておくべき事項は当然異なる。部門別に、求められる知識を解説する。
米Microsoftソフトウェアライセンスの複雑さを前にすると、ほとんどの従業員の頭の中では、本来の職務を片付けるなど、他の作業が優先される。しかし、そろそろライセンスについて従業員が知っておくべきことを考える必要がある。
一般に、(自分でインストールすることはなく)ソフトウェアを使用するだけの第一線で働く従業員には、ライセンスの詳しい知識は不要だ。必須事項と禁止事項および質問がある場合の問い合わせ先を伝えておけばよい。
しかし、IT管理や調達担当などの業務職では、ライセンスの知識が有用な場合がある。CEOであっても、コンプライアンスやソフトウェア資源の有効利用を確かなものにするには、財務部や人事部に適切な指示を与えられるだけのライセンスについての知識が必要だ。
前編となる今回は、一般従業員、基幹業務マネジャー、システム管理者の三者を取り上げ、Microsoftのライセンスについて何を知っておくべきかを解説する。
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