2011年11月24日 09時00分 公開
特集/連載

シェア調査で浮かび上がるERP選びの「ニュースタンダード」識者が語る「ERP製品選択の目」:ノークリサーチ 岩上由高氏

企業がERPを選ぶ際の今後のポイントは何か? ユーザー企業の動向調査でERP選びについて新たなトレンドが見えてきた。「ニュースタンダード」ともいえる新しい選択の基準を紹介する。

[垣内郁栄,TechTargetジャパン]

 ノークリサーチは10月13日、中堅・中小企業を対象にした「ERPの利用実態とユーザー評価」の調査結果を公表した。導入社数シェアで、オービックビジネスコンサルタント(OBC)の「奉行 新/V ERP」がトップを獲得した。ノークリサーチのシニアアナリスト 岩上由高氏は「企業は自社の年商規模に応じたERPより、下位を対象にしたERPを導入する傾向がある。これはERP選びのニュースタンダードになりつつある」と指摘する。

 2010年調査では中堅・中小企業向けERPのシェアは、「SAP ERP/SAP Business All-in-One」「GLOVIA smartシリーズ」「奉行 新/V ERP」の順だった(参考記事:より小規模向けERPへと向かう中堅・中小企業、その先を解説する)。今回は奉行 新/V ERPが14.9%でトップ。SAP ERP/SAP Business All-in-Oneが2位。GLOVIA smartシリーズが3位となった。奉行 新/V ERPについては、「より上のレンジの企業を獲得できた」と岩上氏は躍進を説明する。これまで年商50億円規模の企業が導入することが多かった奉行 新/V ERPだが、2011年はりそなホールディングス傘下の3つの銀行が導入するなど、中堅上位以上の大企業も導入数を増やした。大企業が、これまでは対象外と考えていた中堅企業向けのERPに注目し始めたといえる。

画像 ノークリサーチ:2011年中堅・中小企業における「ERP」の利用実態とユーザー評価から作成(n=262)

ITmedia マーケティング新着記事

news011.jpg

BTS効果でK-POP大躍進 世界の音楽市場の成長率推移はどうなっている?
世界の音楽シーンに旋風を巻き起こすK-POP。その他の国・地域の音楽市場はどうなっている?

news153.jpg

「誰得営業」の実態とは?――ネオマーケティングとBaseconnect調査
営業活動で嫌な思いをしたことのある営業担当者は8割超。営業を受けて「良かった」と答え...

news113.jpg

「STORES プラットフォーム」にPOSレジアプリ 実店鋪とネットショップのデータを一元管理可能に
ヘイの「STORES プラットフォーム」にPOSレジアプリ「STORES レジ」が加わった。新サービ...