2012年05月09日 09時00分 公開
特集/連載

医療機関のiPad活用を後押しするiOS端末管理ツール医療機関のiPadセキュリティポリシー設定(後編)

医療機関がiPadのメリットを享受しつつ、それに伴うリスクを効果的かつ確実に管理するためには、iOS端末の管理ツールが役に立つ。

[Lisa Phifer,TechTarget]

 前回の「医療機関のiPhone/iPad管理を効率化する5つの『プロビジョニング』」に続き、医療機関でiPadを利用する場合、iOSに対応するMDM(モバイル端末管理)システムを導入するメリットを紹介する。

モバイル端末管理を活用する

 構成プロファイルには、4通りのインストール方法がある。

  • iTunesの構成ユーティリティを使ってUSB経由でiPadにプッシュ送信する
  • メールでiPadユーザーに送信する
  • WebサイトからiPadにダウンロードする
  • MDMシステムを介してインストールする

 MDMシステムを使う場合、iPadユーザーは所属する組織のMDMエンロールメントポータルにアクセスする必要がある。利用登録の間にユーザーは認証され、端末はiPadセキュリティポリシーを満たしているかがチェックされる。MDMの利用登録を完了できるのは、承認されたiPadだけだ。利用登録の際、iPadには端末証明書が発行され、MDMによる管理と監視を許可するかどうかの確認が求められる(下図参照)。確認が済めば、MDMは以降、構成プロファイルのインストールや入れ替え、削除を行うことができる。

photo MDMによる管理/監視の許可に関する確認画面

 こうしてiPadを中央で一元管理するためには、医療機関はiOSに対応した独自のMDMプラットフォームをインストールするか、マネージド型あるいはクラウド型のMDMサービスを購入する必要がある。iPadを管理できるMDM製品は多数のベンダーから提供されている。MDM製品にはそれぞれ特徴はあるが、登録されたiPadとのセキュアな通信にAPNs(Apple Push Notificationサービス)とiOSのネイティブなMDM APIを使用する点はどれも同じだ。

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