大規模DCの課題を解決するネットワーク最新技術

クラウドや仮想化の普及によって急速に高度化、複雑化するデータセンター。大規模データセンターの足回りを支えるネットワークにはさまざまな課題が生じている。一方で、こうした課題を解決するための技術も急速に充実しつつある。大規模データセンターのネットワークを取り巻く課題と、その解決策となる最新のネットワーク技術を解説する。

2012年08月09日 08時00分 公開
[ITmedia]

連載記事一覧

第1回

【技術解説】ファブリックから仮想化対応まで、ネットワーク構築/運用技術5選

大規模データセンターにおけるネットワークにはどういった課題があるのだろうか。その解決策の現状と今後の方向性は。本稿は、大規模データセンターを取り巻く最新技術を示す。


第2回

【技術解説】ネットワークの設計や拡張を容易にする「ファブリック」

STPに代わるレイヤー2のネットワーク構成手法として注目が集まる「ファブリック」。本稿は、技術的な視点からファブリックの特徴やメリットを整理する。


第3回

【技術解説】仮想マシンを離れたデータセンターへ移動できる「DCI」

仮想マシンを稼働させたまま遠く離れたデータセンターへ移動できれば、災害対策や可用性確保に大いに役立つ。その実現をネットワークから支える「Data Center Interconnect(DCI)」を解説する。


第4回

【技術解説】VLANの限界を打ち破る「仮想ネットワーク」技術

ネットワークの主要技術であるVLAN。仮想化やクラウドの普及に伴い、VLANでは解決できない課題が顕在化してきた。本稿は、こうした課題を解決するネットワーク技術を示す。


第5回

【技術解説】ネットワーク運用管理業務を効率化・自動化する技術

ネットワークの運用管理コストは下げられるにこしたことはない。しかし、ダウンタイムやパフォーマンスの低下につながるのでは本末転倒だ。運用コスト低減とサービスレベル維持を両立させる新技術を紹介する。