“重い参考書”にさよなら 類題も自動で見つけるデジタル参考書「ATLS」EdTechフロントランナー【forEst編】

市販の参考書を電子化し、類題の自動検索機能も備えたデジタル参考書サービスが、forEstの「ATLS」だ。高校生向けサービスでありながら、教育機関にも役立つ機能を備えたATLS。その可能性に迫る。

2014年10月06日 08時00分 公開
[野本竜哉]

関連キーワード

EdTech | 教育 | 教育IT | eラーニング | タブレット


 受験生が勉強に費やす時間は、年間2000〜3000時間程度――。複数の大手予備校の調査を総合して見えた、受験生の勉強時間の実態だ。勉強時間のうち50%超を占めるといわれるのが、学校が課す宿題をこなしたり、自身の弱点を補ったりするための家庭学習である。この家庭学習をITの力でもっと効率化できないか――。そんな思いから生まれた学習サービスが、forEst(東京都渋谷区)のデジタル参考書「ATLS(アトラス)」だ。

 2014年12月の正式提供に向けて、最終調整が急ピッチで進むATLS。学習者向けサービスとして生まれたATLSだが、その可能性に目を付け、試験導入を進める教育機関もあるという。forEstのCEOである後藤 匠氏に、ATLSと同社の教育へのビジョンを聞いた。

ATLSとは:デジタルの利点を最大限生かした「おせっかいな参考書」

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

ITmedia マーケティング新着記事

news066.jpg

トランプ氏勝利で追い風 ところでTwitter買収時のマスク氏の計画はどこへ?――2025年のSNS大予測(X編)
2024年の米大統領選挙は共和党のドナルド・トランプ氏の勝利に終わった。トランプ氏を支...

news043.jpg

AI導入の効果は効率化だけじゃない もう一つの大事な視点とは?
生成AIの導入で期待できる効果は効率化だけではありません。マーケティング革新を実現す...

news132.jpg

ハロウィーンの口コミ数はエイプリルフールやバレンタインを超える マーケ視点で押さえておくべきことは?
ホットリンクは、SNSの投稿データから、ハロウィーンに関する口コミを調査した。