ノート共有型SNS「Clear」を運営するアルクテラス。同社が運営する個別指導塾「志樹学院」でも活用しているのが、学習者の特性に合った指導を支援する「カイズ」だ。その特徴を説明する。
前回の「『LINE』『Facebook』で授業ノートを貸し借りできる『Clear』」でもお伝えしたように、アルクテラス(東京都大田区)は1人ひとりの思考パターンに合った学びを提供する「アダプティブラーニング」を追求する企業だ。今回は同社が運営する個別指導塾「志樹学院」でも活用している、学習者の個性に配慮した指導支援ツール「カイズ」を紹介する。前回同様、同社代表取締役である新井 豪一郎氏に話を聞いた。
航海に使う「海図」の意味を込めた名称を持つカイズは、講師の指導力を上げることを目的としたSaaSだ。同じ問題でも解説の内容を変えた複数の教材を用意し、学習者の「特性」に合わせて使い分けることを実現した。事前に学習者の特性を把握し、初回の授業であっても、講師が学習者の性格や傾向を意識しながら指導できるようにしたのである。
カイズの特徴は、大きく分けて2つある。1つ目は入塾時アンケートを基にした学習者の分析データ「マイコンパス」の提供、2つ目は学習者に合った学習を実現する「個別教材」の提供だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
お知らせ
米国TechTarget Inc.とInforma Techデジタル事業が業務提携したことが発表されました。TechTargetジャパンは従来どおり、アイティメディア(株)が運営を継続します。これからも日本企業のIT選定に役立つ情報を提供してまいります。
「単なるスポーツ広告ではない」 Nikeの27年ぶりスーパーボウルCMは何がすごかった?
Nikeが27年ぶりにスーパーボウルCMに復帰し、注目を集めた。
Z世代と上の世代で利用率の差が大きいSNSトップ3 1位「TikTok」、2位「Instagram」、3位は?
サイバーエージェント次世代生活研究所が実施した「2024年Z世代SNS利用率調査」の結果が...
主戦場は「テレビ画面」へ YouTube20周年でCEOが公開書簡
20周年を迎えるYouTubeが、クリエイターとユーザーの双方にとってより魅力的で革新的なプ...