「Citrix XenMobile」は「Microsoft Intune」と連係する見込みだ。これにより、ユーザーはXenMobileで「Office Mobile」アプリを管理できるようになる。
今のところ、Microsoftのモバイル版オフィススイート「Office Mobileアプリケーション」を管理するには「Microsoft Intune」を使うしかない。Intuneは、Microsoftの「Enterprise Mobility Suite」(EMS)に含まれる。Citrix Systemsの「Citrix XenMobile」がIntuneと連係すれば、XenMobileはOffice Mobileアプリケーションとデータを管理できる最初のサードパーティー製エンタープライズモビリティ管理(EMM)プラットフォームになる。
Citrixで製品管理を担当するラジブ・タオリ副社長は、「XenMobileの既存ユーザーが利用できる機能を拡張するとともに、より多くのユーザーにEMMプラットフォームを提供することが目的だ」と話す。
CitrixとMicrosoftは、以前から協力関係にあった。Microsoftで働いていたキリル・タタリノフ氏がCitrixの新しい最高経営責任者(CEO)に就任したことで、両社の関係は一層緊密になった。2016年5月には、CitrixがMicrosoftのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」でOS「Windows 10」デスクトップを配信できるようにするなど、両社の製品間で幾つかの連係機能を追加した。
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