次世代“Excel職人”も注目? 「Office 365」向け開発環境の可能性とはマクロやアドオンからの卒業

Microsoftは、「Office 365」の普及拡大するために開発者向けにさまざまな取り組みをしている。本稿では、取り組みの詳細を紹介する。

2016年10月28日 07時00分 公開
[Reda ChouffaniTechTarget]
Office 365 Developer ProgramのWebページ《クリックで拡大》

 「Office 365」の普及拡大を目指すMicrosoftにとって、Office 365の開発者向けプラットフォームの重要性が高まっている。Office 365はMicrosoftの企業向けオフィススイートプラットフォームだ。企業は自社開発アプリケーションをこのプラットフォームに組み込むことで、Office 365と連係する使いやすいアプリケーションを開発できる。

 Microsoftは、Office 365のさらなる普及拡大のため、新しいビジョンを打ち出した。調査会社Gartnerの調査によれば、回答者の78%がOffice 365を既に使用しているか、使用する予定であることが分かった。利用者をさらに拡大するには、「Microsoft SharePoint」などのOffice 365サービスでビジネスプロセスへの拡張性を高める必要がある。だが開発者の間ではOffice 365向け開発に関する理解がなかなか浸透していない。

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