Microsoftの“Slack対抗策”は「Yammer」+「Office 365グループ」、その作戦は?進むコラボレーションツールの統合(1/2 ページ)

Microsoftは「Yammer」と「Office 365グループ」の統合を発表した。その他にも多くのコラボレーションサービスを持つ同社は、今後どのようにコラボレーション市場を展開するのだろうか。

2016年10月31日 07時00分 公開
[Katherine FinnellTechTarget]
Microsoft Igniteの公式Webページ《クリックで拡大》

 Microsoftの「Yammer」は、オフィススイート「Office 365」のコラボレーション機能「Office 365グループ」に組み込まれることが予定されている。そして、スタンドアロン製品として販売されなくなることが決まっている。

 Office 365グループとYammerの統合は、2016年9月末にMicrosoftが開催した「Microsoft Ignite」で発表した。この統合は、今後数カ月間にわたってロールアウトが予定されている。この統合により、新しいオンラインでのチームコラボレーション機能が提供され、Microsoftがコラボレーションについて掲げるビジョンへの疑問が解消され始めるだろう。

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