音声通話もMicrosoft──Skype for Businessが固定電話を支配する日ベンダーとの友好関係も実はこのため(1/2 ページ)

ビジネス用固定電話と「Skype for Business」の音声通話の互換性に対して、ユーザー企業はどのように評価すればいいのだろうか。Skype for Businessに業務通話を依存して大丈夫なのだろうか。

2016年06月28日 15時00分 公開
[Jon ArnoldTechTarget]
中小規模のオフィスでは、Skype for Businessの普及とともに音声通話専用のIP電話端末への置き換えも進む

 オフィスで使うビジネス用固定電話と「Skype for Business」の音声通話における互換性は、既存の電話システムのタイプや、Skype for Businessの音声通話を利用する目的によってその使い勝手が異なってくる。

 大企業は、専用のPBXまたはIP PBXシステムを持っており、これらのシステムは音声トラフィックの大部分を、他のワークフロー実行処理と分離して伝送する。ただし、これらのワークフロー実行処理の大半は、Microsoftのデスクトップアプリケーションに起因するため、音声利用システムとMicrosoftのデスクトップアプリケーションでは、高度な統合が必要になる。

 Skype for Businessの音声通話では状況が異なる。それは、Microsoftが多くの音声通話システムベンダーと高度に“協業”しているからだ。

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news149.jpg

最も利用率の高いショート動画サービスはTikTokではない?
ADKマーケティング・ソリューションズは、ショート動画に関する調査結果を発表しました。

news131.jpg

古くて新しいMMM(マーケティングミックスモデリング)が今注目される理由
大手コスメブランドのEstee Lauder Companiesはブランドマーケティングとパフォーマンス...

news087.png

Yahoo!広告 検索広告、生成AIがタイトルや説明文を提案してくれる機能を無料で提供
LINEヤフーは「Yahoo!広告 検索広告」において、ユーザーが誘導先サイトのURLを入力する...