主要なエンタープライズストレージベンダーは、2017年にどのような課題と機会に直面するのか。包括的な予測をお届けする。
ストレージ分野では、これまでにない急速な変化が起こっている。ハイパーコンバージド製品、ソフトウェア定義型ソリッドステートストレージ(SDS用SSD)、そしてクラウドが急ピッチで進化し、それに伴って従来のSANやNASシステムがデータセンターから消滅しようとしている。ユーザーがデータを展開、管理し、そのセキュリティを確保する方法は大きく変わりそうだ。
こうした動きは、特に老舗ベンダー(その一部は経営改革を実施中)に課題をもたらし、新興ベンダーに機会をもたらす。こうした企業の2017年における課題と機会への対応の守備不首尾は、ストレージ市場の短期的および長期的な動向を占う上で大いに参考になりそうだ。
以下では、目を配るべき主要エンタープライズストレージベンダーそれぞれの現状と展望をまとめ、2017年の注目ポイントを説明する。
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HDDの容量が30TB超になると同時に、ストレージ技術はさまざまな進化を続けている。そうした中でもインタフェースに「SATA」(Serial ATA)を採用したHDDが変わらずに使われ続けている。なぜなのか。
カラオケ業界が直面するデータ増に対応すべく多くのストレージを試し続けた結果、4社27台の製品のメンテナンスに悩まされていたエクシング。この問題を解消すべく、同社は大容量かつコスト削減効果に優れた、新たなストレージを導入した。
メインフレームにおけるデータソート処理は、システム効率に大きく影響する。そこで、z/OSシステムおよびIBM Zメインフレーム上で稼働する、高パフォーマンスのソート/コピー/結合ソリューションを紹介する。
ECと通販システムを統合したパッケージの開発と導入を事業の柱とするエルテックスでは、事業の成長に伴いデータの容量を拡大する必要に迫られていた。そこでストレージを刷新してコスト削減や可用性の向上などさまざまな成果を得たという。
長年にわたり強力かつ安全な基盤であり続けてきたメインフレームシステム。しかし今では、クラウド戦略におけるボトルネックとなりつつある。ボトルネックの解消に向け、メインフレームを段階的にモダナイズするアプローチを解説する。
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