ストレージ分野では、これまでにない急速な変化が起こっている。ハイパーコンバージド製品、ソフトウェア定義型ソリッドステートストレージ(SDS用SSD)、そしてクラウドが急ピッチで進化し、それに伴って従来のSANやNASシステムがデータセンターから消滅しようとしている。ユーザーがデータを展開、管理し、そのセキュリティを確保する方法は大きく変わりそうだ。
こうした動きは、特に老舗ベンダー(その一部は経営改革を実施中)に課題をもたらし、新興ベンダーに機会をもたらす。こうした企業の2017年における課題と機会への対応の守備不首尾は、ストレージ市場の短期的および長期的な動向を占う上で大いに参考になりそうだ。
以下では、目を配るべき主要エンタープライズストレージベンダーそれぞれの現状と展望をまとめ、2017年の注目ポイントを説明する。
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