2018年02月23日 05時00分 公開
特集/連載

拡張性やサードパーティーとの連携に注目徹底比較:AWS、Google、Azureのチャットbot開発基盤はどれが最適?

音声やテキストメッセージでアプリケーションとやりとりしたいユーザーが増え、チャットbotの人気が上昇中だ。これに伴い、パブリッククラウドでのチャットbot開発が注目を集めている。

[George Lawton,TechTarget]
画像 ワンクリックで作成は、もはや当然

 Amazon、Microsoft、Googleは、それぞれのクラウド基盤でチャットbot開発ツールに力を入れている。いずれのツールでも、一般消費者向けとビジネス向けアプリの対話型インタフェースを簡単に作成できる。これらを活用するには、あらかじめ目的を明確にし、パブリッククラウドで提供される機能の選択肢を知っておこう。

チャットbotの機能

 「Amazon Web Services(AWS)」「Microsoft Azure」「Google Cloud Platform」のチャットbot開発ツールはいずれも、音声とテキストによるバックエンドサービスとの対話(システム間の連携)をサポートする。

 音声インタフェースには、スマートスピーカーと呼ばれる専用ハードウェアの「Amazon Echo」や「Google Home」、スマートフォンやMicrosoftの「Cortana」搭載のPCなどを使用する。また、テキストインタフェースをWebサイトに組み込んで、アプリケーション機能を強化する選択肢もある。

 対話型インタフェース関連のコンサルティングサービスを提供するTMA Associatesのプレジデント、ウィリアム・メイゼル氏は「テキストや音声による自然言語処理を利用できるシステムは、次の段階のオペレーティングシステムになり得る。だからこそ、これほど多くの企業がこの分野に投資している」と話す。これまではGUI(グラフィカルユーザーインタフェース)が長い間問題なく機能していたが、機能やアプリがあまりに多くなり、スマートフォンの小さな画面に収まらなくなってきた。こうした限界を解決するのが、テキストや音声での自然言語処理だという。

 チャットbot開発基盤の活用はまだ初期段階であり、企業は自社のWebやモバイルアプリにどう利用するのが最適なのか模索している。例えば、音声インタフェースは企業内のビジネスユーザーより、自宅にいる一般消費者を対象とする方が向いている。一方、テキストインタフェースは顧客サポートを補強したり「Slack」などのビジネスコミュニケーションアプリと連携して業務プロセスを自動化したりするのに適している。

パブリッククラウドのチャットbot開発機能の比較

 大手パブリッククラウドが提供するチャットbot開発基盤はそれぞれ長所がある。本稿では以下の3つについて解説する。

  • Amazon Lex
  • Microsoft Bot Framework
  • Google Dialogflow

ITmedia マーケティング新着記事

news033.jpg

ブランドは信頼に値するか? 「イエス」は日本ではわずか38%――エデルマン・ジャパン調査
エデルマン・ジャパンは、世界8カ国、1万6000人を対象に実施した消費者意識調査の日本に...

news019.jpg

「ラグビーワールドカップ2019」がおじさんの心を動かす――CCC調査
「ラグビーワールドカップ2019」が日本で開催されたことで日本人のラグビー愛にどう変化...

news044.jpg

誰のためのBI? 本当の「アナリティクスの民主化」って? マイクロストラテジー・ジャパン社長に聞く
「エンタープライズBI+セルフサービスBI」を掲げるMicroStrategy。同社日本法人社長に話...