「チャットボット」がソフト開発支援、増え続けるツールを“対話”でまとめる1つのツールで全ての情報にアクセス(1/2 ページ)

企業で使うツールは増える一方だ。それぞれのツールを1つに統合できれば、業務は効率的になる。それを実現する技術として注目されているのが「チャットボット」技術だ。

2017年03月22日 08時00分 公開
[Joel ShoreTechTarget]
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 開発や運用、サポート、ライフサイクル管理に関するツールの増加に伴い、それらを1つのツールかつ、一貫性のあるシンプルなユーザーインタフェースに統合することが望まれていた。それがついに現実のものとなっている。

 メッセージを自動的に返信する「チャットボット」技術は既に新たなブームとなっている。だが下記の幅広く支持されている消費者志向の発話型インタフェースと、Webでの対話によって顧客をサポートするテキストベースのインタフェースの2つは、どちらもITやDevOpsが持つ専門性の高い要求に応えることができない。

  • Appleの「Siri」
  • Microsoftの「Cortana」
  • Amazonの「Alexa」

 開発者が、開発やテスト、実装、運用、ナレッジベースなどのプラットフォームから得た情報をまとめるときは、それぞれのプラットフォームで異なるインタフェースに対応する必要がある。ソースを問わず一貫性のある1つインタフェースから全ての情報にアクセスできたら、それに越したことはない。

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