単なるチャットツールと思ったら大間違い
「Slack」はなぜ多くのファンを呼び込む? 他のツールにはない魅力とは(1/3 ページ)
「Slack」は単なるコラボレーションアプリケーションではなく、機能の拡張を進めておりコラボレーションプラットフォームになりつつある。どのような機能があるのか紹介する。
TechTargetは、四半期ごとにコンテンツ管理技術のイノベーション度や市場への影響を評価している。2016年4~6月ではコラボレーションアプリケーション「Slack」を選んだ。
Slackの機能
Slackは、クラウドベースのコラボレーションアプリケーションで、ユーザーは1対1またはグループでチャットしたり、文書を共有したりできる。Slackは、チャットアプリケーションとして始まったが、企業で普及するにつれ、コラボレーションプラットフォームとしての機能を拡張している。
2016年上半期「情報系システム」記事ランキング(2016年1月1日~2016年6月20日)
1位 実は2つある「Office 2016」、Windows 10で使うならどちらがベスト?
2位 「社内メールはほぼゼロ」――Sansanのちょっと不思議なコミュニケーション環境とは
3位 「Windows 10」無償アップグレード終了で起こる“ドキッ” とすること
評価される理由
市場には、Microsoftの「Microsoft SharePoint」やJive Softwareの「Jive」、Huddleの「Huddle」、Basecampの「Basecamp」など、膨大な数のコラボレーションアプリケーションが存在する。だがSlackの評価を高めたのは、ユーザーがネイティブアプリケーション環境を離れなくても情報を交換できるリアルタイムコミュニケーションアプリケーションであるという点だ。
Slackは、多様なAPIやコラボレーション機能を持つ。それにより、従業員が簡単に使えるだけでなく、情報を入手するために多数のアプリケーションを行き来しなくても、このアプリケーションから文書や情報にアクセスできる機能を追加できる。
Slackは、デベロッパーに優しいことでも有名なアプリケーションだ。特定のビジネスニーズを満たす機能をSlackに構築できる。ソーシャルマーケティング企業Spredfastのエンジニアは、仕事ぶりを評価して現金に交換できる「You Earned It」(YEI)ポイントを従業員に送信できる機能をSlackに構築した。従業員はSlackの中でシームレスにポイントを受け取って使用することが可能だ。
Slackは、コミュニケーションプラットフォームとしてスタートしたが、従来型のエンタープライズコンテンツ管理機能の分野にも手を広げている。その結果、SharePointのような他のコラボレーションソフトウェアと競合するようになった。
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