Sansanは「働き方の革新」を実現するために、5種類のWeb会議アプリを使っている。どのように使い分けているのだろうか。
ユーザー企業にIT製品/サービスを提案する立場にあるITベンダーは、いわば企業ITの専門家集団だ。そんなベンダーが自社で利用するIT製品/サービスをどのように選定しているかを知ることは、ユーザー企業にとっても大いに参考になるはず――。本連載はそうした考えに基づき、ベンダーがどのような視点でIT製品/サービスを選んでいるのかを明らかにしていく。
2007年6月に創業したSansanは、名刺管理クラウドサービスを提供する。法人向けサービスの「Sansan」および個人向けサービスの「Eight」を展開しており、「ビジネスの出会いを資産に変え、働き方を革新する」という企業ミッションを掲げ活動している。「名刺は出会いの証。Sansanでは、個人単位で管理されていた名刺を会社の資産として活用し、人脈を可視化して働き方を変えることを目指しています」と、Sansanの最高情報責任者(CIO)である久永 航氏は述べる。
名刺という個人情報を扱っていることから、Sansanでは「セキュリティと利便性の両立」を重視しており、社員にも個人情報保護士の資格を取得するよう義務付けている。ただし、「ずっと固定のアプリケーションしか使えないといったような縛りがあると、利便性が損なわれ、クリエイティビティにも影響が出る恐れがあります。そのため、セキュリティを担保しつつ、新たなアプリケーションを積極的に活用していくことが大切だと考えています」と久永氏は言う。
そんな同社は、自社内の利便性を向上させるために、さまざまな業務アプリケーションを活用し、「働き方の革新」を実現しようとしている。
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