豊島区が実現した「情報共有における脱メール」 UCが変えたワークスタイルとは確実なコミュニケーションのために(1/2 ページ)

日本一人口密度が高い街である豊島区が2015年5月に新庁舎を開庁した。それに合わせて、コミュニケーション基盤を一新し、組舎内コミュニケーションの方法を変えてきたという。

2015年07月23日 08時00分 公開
[中尾太貴TechTargetジャパン]
写真 タブレットのSkype for Businessの画面《クリックで拡大》

 東京の三大副都心である「池袋」を擁する豊島区は、日本一人口密度が高い街で、1ヘクタールに約200人が住む。商業都市である池袋から離れると閑静な住宅街が広がり、商業街と住宅街のバランスが取れている街でもある。その豊島区が、2015年5月7日の新庁舎開庁に合わせて組織内のコミュニケーション基盤を一新した。

 「庁内の働き方をどうにかして変えて、区民サービスを向上したかった」と、豊島区 政策経営部情報管理課長 高橋邦夫氏はコミュニケーション基盤一新の意義を語る。

 新庁舎に移転する前、豊島区はコミュニケーション基盤に対し2つの課題を抱えていたという。

豊島区を悩ませた「2つの課題」

       1|2 次のページへ

ITmedia マーケティング新着記事

news047.jpg

SASのCMOが語る マーケティング部門が社内の生成AI活用のけん引役に適している理由
データとアナリティクスの世界で半世紀近くにわたり知見を培ってきたSAS。同社のCMOに、...

news159.jpg

SALES ROBOTICSが「カスタマーサクセス支援サービス」を提供
SALES ROBOTICSは、カスタマーサクセスを実現する新サービスの提供を開始した。

news139.jpg

「Fortnite」を活用  朝日広告社がメタバース空間制作サービスとマーケティング支援を開始
朝日広告社は、人気ゲーム「Fortnite」に新たなゲームメタバース空間を公開した。また、...